2009-2010 FALL & WINTER - LIFE BESIDE EAST RIVER and LONG ISLAND Vol.1

20世紀の幕開けから1940年代までのニューヨーク・イーストリバー周辺。フリーホイーラーズのアメリカ服飾史を巡る旅は、ひとまずここからスタートを切る。なぜならそこには、アメリカ的精神を支えるフロンティア・スピリッツの発信地たる機能と気分が凝縮されているからだ。ネイビーヤード、コーストガード(橋の下の湾岸警備隊)の拠点、ハンティングやフィッシングを楽しむための自然、宝石箱のような摩天楼、その足下に広がる庶民の日常を彩るボールパーク…。そんな物語の主役を務めるのは『グレイトレイクス』のアウトドアスポーツウェア部門『ブーボー スポーツトグス』からのいわゆるビーチクロスアイテム"エベッツフィールド"や"サフォーク"。さらにU.S.NAVYの"1910オーバーコート"や"1940デッキジャケット"、希少なダブルスクエアドットのウォバッシュクロスを用いたブレーキマンオーバーオールズなどが、ジャンルに捕われず、ある時代の空気を服を通して伝えんとするフリーホイーラーズのモノ作りを代弁する。

LIFE BESIDE EAST RIVER and LONG ISLAND Vol.1 イメージ

front - from left : ●OUTDOOR SPORTS VEST "SUFFOLK"  ●BRAKEMAN OVERALLS ーDouble Square Dot Wabash Cloth  ●SHOULDER BAG "RIVERHEAD"  rear - from left : ●1940'S U.S.NAVY DECK JACKET  ●OUTDOOR SPORTS CAP "SHELTER" ーHeavy Oz Corduroy  ●WARMUP COAT "EBBETS FIELD"   ●OUTDOOR SPORTS COAT "HAMPTON"