2011 SPRING - THE FRONTIER OF THE PROMISED LAND

1870年代から1910年代。遥か太平洋まで続く大西部の荒野の中に、ここが"我が約束の地"と定めて杭を打ち付けた男たちは、新天地でのルール作りを行い、周辺のフィールドワークを敢行し、さらに生活の基盤を確立するためのハードワークに汗を流した。彼らが身につけていたのは、まるで年輪のような皺が刻み込まれたテーラーメイドのスーツやコート。そこには、時空を超えて現代に生きる我々の心をも揺さぶる、男の服の本質があった。新天地の紳士たらんとする心意気と、タフなワークウェアとしての堅牢さがひとつになった一張羅。この時代の男たちはいつも、そんな素敵な服を纏っていた。『グレイトレイクス』から発表するテーラードスタイルのハンティングコート"ジャクソン"やトラウザース"ヘイデン"。あるいは、グレインドストライプやグレインドウォバッシュを配した『ユニオンスペシャル』のオーバーオールズ"プロモントリー"。これらのアイテムを通して我々は、かつて男の一張羅が放っていた、武骨ながらも凛とした輝きを再現する。

THE FRONTIER OF THE PROMISED LAND イメージ

front - from left : ●TAILORED HUNTING VEST "JACKSON"  ●TAILORED HUNTING COAT "YELLOWSTONE"  ●RAILMAN COAT "PROMONTORY" ーHickory Stripe  ●CONDUCTOR VEST  rear - from left : ●RAILMAN OVERALLS "PROMONTORY" ーGrained Wabash Cloth  ●WORK CAP "GUTHRIE" ーIndigo Wabash Cloth  ●TAILORED HUNTING TROUSERS "HAYDEN"  ●FOUR-PIECE CAP "CASSADY" ーGrained Black Stripe Twill  ●UTILITY BAG

2011 SPRING - ADVERTISEMENT OF AMERICA Vol.1

フリーホイーラーズでは今シーズンから、アメリカのアイコンがもつキャッチーな世界を「アドヴァタイズメント・オブ・アメリカ」と題し、そのキャンバスとしてもっともふさわしいTシャツを中心に『パワーウェア』のアイテムによって展開する。アドヴァタイズメントとは、つまり広告だ。しかし、フリーホイーラーズが考えるアドヴァタイズメントは単に企業広告だけにとどまらず、広告がもつアイキャッチの力とメッセージ性を含むものであれば、あらゆるジャンル、あらゆる形式のアイコンをも対象とする。第1回目の今回は"ユニオン系"デザインをモチーフにした「ワーカーズ・アンダーウェア」、ブラックジョークをふんだんに盛りつけた"フード系"モチーフの「グレイト・ジャンクフード」、そしてクールなドライブ感が効いた"モーターカルチャー系"モチーフの「オートモーティブ・プロフェッション」の3ジャンルを発表。目を引くデザインの奥に秘められた毒気のあるバックストーリーに、アメリカのアイコンがもつニヒルなユーモアを感じてほしい。

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front - from left : ●LIGHT WEIGHT T-SHIRT "SMILE'S DOG WAGON"  ●HALF SLEEVE SHIRT "SWITCHMEN 1937"  ●FOUR FIFTH SLEEVE SHIRT "BLE 1932"  ●LIGHT WEIGHT T-SHIRT "BURGER CHAMP"  rear - from left : ●FOUR FIFTH SLEEVE SHIRT "BURGER CHAMP"  ●LIGHT WEIGHT T-SHIRT "INDEPENDENT GARAGE"  ●FOUR FIFTH SLEEVE SHIRT "SMILE'S DOG WAGON"  ●FOUR FIFTH SLEEVE SHIRT "HAWKEYE OIL Co.Inc."